寿司屋は常連になってナンボと言いますね。常連になってお店のひとに好みがわかると、おいしいところを出してくれるということらしいです。そうは言っても時間も金もないから、常連への道は険しいですね。
寿司屋に限らず、個人でやっている小型のお店って常連になると、居心地良くなりそうですね。では、自転車屋さんはどうか?
初めて来る客(多くは初心者)にとっては、お店の人と話したいわけです。どんな自転車があって、どれが自分向きなのかとか、自転車の調子が悪いから見て欲しいとか。わからないことや困ったことがあるからショップに足を運んでいるわけです。
ところが、週末などは揃いのジャージを着た人たちがたくさんいて、楽しそうにお店の人と話していることが多い。初めて来た客は話に割り込む勇気なんかありません。話の切れ目を待って、ようやく自分の用件を切り出します。客が多いからしょうがないよなーと思っているわけですが、話がやけに長くて待たされたりすると、せっかく来たのに…という気持ちになってきます。
まあ、そういうお店に二度行くことはないと思いますが、常連とはいかなくても仲良くなっておくのは大事ですね。家から遠すぎず、あまり大きすぎず、技術やアドバイスはしっかりしていて、お店の人と話が合う。そんなショップを見つけるのは至難の業かもしれません。人がいいと言っても自分とは合わないこともよくあります。
私は、割と第一印象重視の方かな。自転車を買う時に5店ぐらいショップを回りましたが、こちらの要望を聞いて適切な自転車を選んでくれるお店とそうでないお店がありました。お店に入って話をしてみると、なんとなくウマが合うかどうかがわかるような気がするので、直感を信じてお店選びをしました。
結果は微妙。最初は小ぢんまりしたいいお店だと思ったんですが、自転車ブームでお客さんが集中して、ていねいな応対をしてくれなくなりました。最初は修理や調整も飛び込みで行ってもやってくれたんですが、待たされてばかりになりました。顔見知りぐらいにはなりましたけど、常連には程遠かったですね。常連の自転車は、私のがかすんで見えるほどの高級品。ここまではつぎ込めないなと思うと、足が向かなくなりました。
その後、縁があって別のショップの人と知り合い、気が合ったこともあって、今はそのショップに主にお願いしています。とはいえ、あまりお金を使っていないので、いい客じゃないかも。いつかは、サーベロにスーパーレコード付けてくださいっ!って、大人の注文したいなぁ。
]]>